ProPlus2024Retail vs ProPlus2024Volume: Office Product IDs for the ODT – LicenceHouse guide

「ProPlus2024Retail」や「ProjectPro2021Retail.img」で検索したことがあるなら、すでに Office の製品 ID に出会っています。製品 ID とは、どのエディションをダウンロードしてインストールするかをインストーラーに伝えるために Microsoft が使う短いコードです。ID が正しければスムーズにライセンス認証でき、間違っていればどのキーを使っても解決しないエラーになります。このガイドでは、Office、Project、Visio の 2024 および 2021 の主な製品 ID を一覧にし、リテール版とボリュームライセンスの違いを説明したうえで、実際に動作する構成ファイルを紹介します。

製品 リテール版の製品 ID ボリュームライセンスの製品 ID
Office Professional Plus 2024 / LTSC Professional Plus 2024 ProPlus2024Retail ProPlus2024Volume
Office LTSC Standard 2024 記載なし Standard2024Volume
Office Home & Business 2024 HomeBusiness2024Retail なし
Office Home 2024 Home2024Retail なし
Project Professional 2024 ProjectPro2024Retail ProjectPro2024Volume
Project Standard 2024 ProjectStd2024Retail ProjectStd2024Volume
Visio Professional 2024 VisioPro2024Retail VisioPro2024Volume
Visio Standard 2024 VisioStd2024Retail VisioStd2024Volume
Office Professional Plus 2021 / LTSC Professional Plus 2021 ProPlus2021Retail ProPlus2021Volume
Office LTSC Standard 2021 記載なし Standard2021Volume
Office Home & Business 2021 HomeBusiness2021Retail なし
Project Professional 2021 ProjectPro2021Retail ProjectPro2021Volume
Visio Professional 2021 VisioPro2021Retail VisioPro2021Volume

Office の製品 ID とは?

Office の製品 ID とは、ProPlus2024Volume や HomeBusiness2024Retail のような短いコードで、Office 展開ツール(ODT)にどのエディションとライセンス チャネルをダウンロードしてインストールするかを正確に指示するものです。ライセンスの所有を証明し、インストールされたエディションをライセンス認証する 25 文字のプロダクトキーとは別物です。

2 つの関係は「錠前と鍵」に例えられます。製品 ID は PC にどの錠前を取り付けるかを決め、プロダクトキーはその錠前に合う必要があります。エディションやチャネルが異なれば、キー自体は有効でも単に合わないのです。

Microsoft は公式リストを クイック実行形式の Office 展開ツールでサポートされている製品 ID のページで公開しています。上の表の ID は、このページと Microsoft の LTSC 展開ガイドに基づいています。

ProPlus2024Retail と ProPlus2024Volume の違いは?

ProPlus2024Retail はリテール版キーでライセンス認証するリテール版 Office Professional Plus 2024 をインストールし、ProPlus2024Volume は MAK または KMS でライセンス認証するボリュームライセンス版の Office LTSC Professional Plus 2024 をインストールします。アプリの見た目は同じでも、更新チャネルとライフサイクル ポリシーが異なります。

ボリューム版では PerpetualVL2024 更新チャネルを使用する必要があります。Microsoft は、これが Office LTSC Professional Plus 2024 および Standard 2024 でサポートされる唯一のチャネルだと明記しています。リテール版の製品 ID は PerpetualVL チャネルを使用しません。チャネルが指定されておらず、Microsoft 365 Apps もインストールされていない場合、Office 展開ツールは既定で最新チャネル(Current Channel)を使用します。

ここで重要なのは因果関係です。Microsoft は「間違った製品 ID を使用すると Office をライセンス認証できない」とはっきり述べています。つまり、リテール版のインストールに MAK キーを入力したり、ボリューム版のインストールにリテール版のキーを入力したりすると、ライセンス認証エラーになります。ID は好みの名前ではなく、注文に記載されたキーの種類に合わせて選んでください。

お持ちのキーにはどの製品 ID を使う?

Office LTSC Professional Plus 2024、Standard 2024、LTSC 版の Project や Visio など LTSC エディション用のキーならボリュームライセンスの製品 ID を、PC 1 台用の Office Professional Plus 2024 や Office Home & Business 2024 などリテール版エディション用のキーならリテール版の製品 ID を使用します。

  • Office LTSC Professional Plus 2024(例:当店の Office 2024 Pro Plus LTSC 3台用ライセンス):ProPlus2024Volume と PerpetualVL2024 を使用します。
  • Office LTSC Standard 2024:Standard2024Volume と PerpetualVL2024 を使用します。
  • Office LTSC 2021 エディション:ProPlus2021Volume または Standard2021Volume と PerpetualVL2021 を使用します。
  • Project または Visio 2024 LTSC(例:Project Professional 2024 LTSC):ProjectPro2024Volume または VisioPro2024Volume を使用します。

サポートでよく見かけるのは、掲示板からリテール版 ID の構成ファイルをコピーし、そこにボリュームライセンスのキーを入力してしまったケースです。解決策は、アンインストールして ID とチャネルを変更し、再度インストールすることです。キー自体に問題はありません。

正しく動作する configuration.xml の例

Office LTSC Professional Plus 2024 用の configuration.xml では、64 ビット エディション、PerpetualVL2024 チャネル、ProPlus2024Volume 製品 ID、PIDKEY 属性に入れた MAK キー、そして少なくとも 1 つの言語を指定します。また Microsoft は、インストール時に古い MSI 形式の Office を削除する RemoveMSI 要素の使用を推奨しています。

以下の例は Microsoft の Office LTSC 2024 展開ガイドに基づいています。

<Configuration>
<Add OfficeClientEdition="64" Channel="PerpetualVL2024">
<Product ID="ProPlus2024Volume" PIDKEY="#####-#####-#####-#####-#####">
<Language ID="ja-jp" />
</Product>
</Add>
<RemoveMSI />
<Display Level="Full" AcceptEULA="TRUE" />
</Configuration>

  1. Microsoft から Office 展開ツールをダウンロードし、C:\ODT などのフォルダーに展開します。
  2. 上記の XML をそのフォルダーに configuration.xml として保存し、# の部分をご自身のキーに置き換えます。
  3. コマンド プロンプトを管理者として開き、ODT フォルダーに移動します。
  4. setup /configure configuration.xml を実行してダウンロードとインストールを行います。オフライン用のコピーを作成したい場合は、先に setup /download configuration.xml を実行します。

Microsoft の Office カスタマイズ ツール(config.office.com)でファイルを作成することもできます。オフライン インストールの詳しい手順は、Office 2024 オフラインインストーラーのガイドをご覧ください。

Office 製品 ID ProPlus2024Retail と ODT の手順図 – LicenceHouse

異なる Office 製品 ID を同じ PC にインストールできる?

Office と Project や Visio のように、同じ PC に複数の製品 ID をインストールすることはできます。ただし Microsoft は、1 台のデバイス上のすべての Office 製品で同じ更新チャネルを使用することを求めています。PerpetualVL2024 上のボリューム版 Office LTSC 2024 には、別チャネルのリテール版ではなく、ボリューム版の Project や Visio 2024 を組み合わせてください。

既存の LTSC 環境に Project を追加するには、同じ Add 要素の中に 2 つ目の Product 要素(例:ProjectPro2024Volume)を、それぞれの PIDKEY とともに追加します。Microsoft によると、ボリューム版の Project と Visio 2024 は、同じデバイス上の Microsoft 365 Apps との互換性を保つため、Microsoft 365 のチャネルも使用できます。

また Microsoft は、どちらもクイック実行形式で同じアプリを含む、バージョンの異なる 2 つの製品を 1 台の PC に共存させることをサポートしていません。そのため Office 2024 をインストールする前に Office 2021 を削除する必要があります。手順は古い Office を完全にアンインストールする方法のガイドで解説しています。

ProjectPro2021Retail.img のような .img ファイルとは?

.img ファイルは Windows が仮想ドライブとして開けるディスク イメージです。Microsoft は Office のオフライン インストーラーにこの形式を使用しており、ファイル名は製品 ID に由来します。たとえば ProjectPro2021Retail.img というファイルにはリテール版 Project Professional 2021 のインストーラーが含まれており、キーや認証済みのコピーが入っているわけではありません。

Microsoft 自身のオフライン インストーラーの手順でも、製品 ID に由来する O365HomePremRetail.img というファイルが使われており、.img ファイルをダブルクリックして仮想ドライブを開き、Office フォルダーの Setup32.exe または Setup64.exe を実行するよう説明されています。リテール版のイメージでも、ライセンス認証には有効なリテール版キーが必要です。

リスクはファイルの入手元にあります。ダウンロード サイトで共有されている改変されたイメージには認証ツールやマルウェアが含まれている可能性があるため、イメージは必ずご自身の Microsoft アカウントまたは Microsoft のサーバーから入手してください。理由は Office のクラックと KMS 認証ツールの危険性の記事で解説しています。

インストールされている製品 ID を確認する方法

インストールされている Office のエディションとライセンス チャネルを確認するには、コマンド プロンプトを管理者として開き、Program Files 内の Office16 フォルダーに移動して cscript ospp.vbs /dstatus を実行します。インストールされている各ライセンスの名前、状態、使用中のプロダクトキーの末尾 5 文字が表示されます。

64 ビット版 Office のフォルダーは C:\Program Files\Microsoft Office\Office16、64 ビット版 Windows 上の 32 ビット版 Office の場合は C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office16 です。ライセンス名と説明の行を見れば、インストールされているライセンスがリテール版なのか、MAK や KMS でライセンス認証されたボリューム版なのかがわかります。

出力に表示されたライセンスがお持ちのキーと一致しない場合、その不一致がライセンス認証エラーの原因です。出力結果と注文番号を添えて support@licencehouse.com までご連絡いただければ、30 日間の保証期間内で正しい製品 ID の選定をお手伝いします。

よくある質問

ProPlus2024Retail はプロダクトキーですか?

いいえ。ProPlus2024Retail は製品 ID であり、Office 展開ツールにインストールするエディションを伝えるラベルです。キーではないため、Office をライセンス認証することはできません。Office Professional Plus 2024 には、別途正規の 25 文字のリテール版キーが必要です。「ProPlus2024Retail キー」を無料で提供するサイトには注意してください。

ProPlus2024Volume にはどのチャネルを使えばよいですか?

Channel="PerpetualVL2024" を使用してください。Microsoft は、これが Office LTSC Professional Plus 2024 および Office LTSC Standard 2024 でサポートされる唯一の更新チャネルであると明記しています。2021 のボリューム エディションでは PerpetualVL2021 を使用します。ボリューム版 ID で他のチャネルを使うと、インストールや更新で問題が発生することがあります。

Office でプロダクトキーが無効と表示されるのはなぜですか?

最も多い原因は、インストールされた製品 ID とキーの不一致です。ボリューム版の MAK キーではリテール版のインストールをライセンス認証できず、リテール版のキーではボリューム版 LTSC のインストールをライセンス認証できません。ospp.vbs /dstatus でインストール済みのライセンスを確認し、キーに合った製品 ID で再インストールしてください。

Standard2024Retail という製品 ID はありますか?

Microsoft の製品 ID 一覧には Standard2024Retail という ID はありません。Office Standard 2024 はボリュームライセンスを通じて Office LTSC Standard 2024 として提供され、Standard2024Volume でインストールします。似たアプリ構成を希望するリテールのお客様は、通常 HomeBusiness2024Retail を使う Office Home & Business 2024 を選ばれます。

再インストールせずにリテール版 ID からボリューム版 ID に切り替えられますか?

簡単にはできません。最も安全なのは、既存の Office をアンインストールし、configuration.xml の製品 ID、チャネル、キーを正しく更新してから再インストールする方法です。Office をアンインストールしてもドキュメントには影響がなく、通信環境が良ければ再インストールは通常数分で完了します。

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